財産は、人生を豊かなものにしてくれます。
ゆえに、多くの人は財産を増やすことを望みます。
親の財産、配偶者の財産、財産の所有者が亡くなると、その財産は相続されます。
相続で財産を受け継ぐ人（相続人）にとって、相続は、それまで自分の財産ではなかったものが自分のものになる特別なイベントです。
このイベントは、事前の準備がないと、家族のもめ事にもつながります。
もめ事が生じると、家族にはわだかまりが残ります。わだかまりがある限り、家族に心穏やかな未来は到来しません。
家族の未来をつくる財産をつなぐために、準備が必要です。準備には時間がかかります。
私は、生命保険会社、証券会社、銀行、信託会社を経て、継志舎を設立しました。
生命保険会社、証券会社、銀行では営業として、お客様によき未来が到来するようにと、商品の提案を行ってきました。
お客様が解決すべき課題を明確に理解していれば、営業は課題解決に最適な商品を選定しそれ提供することで、お客様は課題を解決することができ、満足を得られます。
しかし、お客様が課題を解決する商品を選ぶまでの過程に大きな問題があり、多くの失敗につながっています。お客様が、自分の課題を明確に理解するに至らないままに、商品の選択をしていることが多いのです。この問題を継志舎が解決していきたいと思っています。
私は、信託会社で、お客様の相続や資産管理・運用の課題を解決する信託の営業に携わりました。お客様の意向や財産や家族の状況を把握し、把握した情報を整理し分析、分析から課題を抽出して、その課題を解決する信託を提案していました。
継志舎は、設立してからこれまでに110件を超える数の信託の組成に関わってまいりました。民事信託サポートサービスは継志舎の主たるサービスで、法律・税務の専門家と連携しながら民事信託の組成のサポートをしております。
設立後、相続・財産管理に関する相談は、500件を超えています。相談を受けたお客様すべての方に信託が必要ではなく、民事信託サポートに限らず、お客様の課題解決に必要な方法をお知らせしてきました。
課題解決の方法を選定する一連プロセスを、継志舎では、【財産の戦略をデザイン】するといっています。お客様の意向や状況に応じて１つずつオーダーメイドに財産の戦略をデザインしています。
【財産の戦略デザイン】は継志舎の主要な商品としてお客様に提供しています。
まずは、財産の戦略を立て、そして戦略を実現する戦術を選択していくことが必要です。
戦術の選択が、まさに商品や仕組みや手続きを決めていくことです。
財産の戦略をデザインし、戦略を実現するには時間が必要です。
残念なことに、戦略が実現しないままに亡くなられた方もいらっしゃいました。お客様には是非、早期に準備を始めていただきたいと思います。
相続といえば相続税の節税対策を求める方も多いです。税を減らすために、財産構成の内訳がいびつになり、財産承継に影響が出ていた方もいらっしゃいました。偏りが生じないよう、しっかりと戦略を立てていただきたいと思います。
家族の未来を“つくる”財産をつないでいくために、皆さまにずっと寄り添う財産の戦略デザイナーを見つけていただきたいと思います。
株式会社 継志舎
代表取締役 石 脇 俊 司
