大規模不動産を所有し、妻と子が2人いるオーナーのケース(前半)
~民事信託検討のポイント~

相続に関してどのようなことがご心配ですか?

私は都内に貸しビルを個人で所有、5社と賃貸借契約をしており、その管理も自分で行っています。
しかし最近、物忘れもひどく体力も落ちてきて、貸しビルの管理が面倒になってきました。
今後、認識力が弱くなって管理業務ができなくなることが心配で、早めに長男に管理を任せたいと思っています。
妻はこれまでも管理業務に全く携わってこなかったので、将来はこの物件を長男に相続しようと思っています。長男に贈与しようかとも考えましたが、贈与税の納税資金が不足しているので悩んでいます。
ビルを長男に相続すると、妻へ相続する資産が少なくなり、老後資金が心配です。長女へ相続させる資産も少なくなってしまいます。

  ■家族構成

  ■相談者が所有する資産、負債額についての情報

 課題・問題点への解決に向けて不明、調査が必要、専門家の支援が必要なこと

相談者の相続についての考えについて

資産について

家族の状況と考えについて

税務について

 信託検討のPoint

1.受託者による不動産の管理

2.受託者は誰が担うのか

3.相談者の相続後、妻の老後資金は安定的に給付すること

4.相談者の相続において相続人は貸しビルをどのような割合で承継するのか

5.信託による財産管理をいつまで行うのか(信託の終了時期)

6.信託終了時の信託財産の帰属

本事例の【民事信託の仕組みとポイント】はこちら
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